函館市民生事業協会

園日記

2021/10/29

令和3年10月29日(金)トリックオアトリート

今日は、つい先日楽しむことに決まったハロウィンでした。

どういうことかと言いますと、桔梗保育園では特に“ハロウィン”に関する行事はないのですが、その年の子どもの様子に合わせて仮装してみたり踊ってみたり・・・

ちょこっとハロウィンはしていることがありまして・・・

つい先日の会議で、大きいクラスの先生方「トリックオアトリートの曲がすごく好きで・・・何かできませんかね。」との提案。

それなら!!と先生たち案を出し合い、

いろいろ準備しました。

「悩みに悩んで購入したハロウィン包装のお菓子」「A先生が貸してくれた帽子」「T先生が貸してくれたマントとステッキ」「E長先生が貸してくれたスカート」

これらのものを使って楽しみました。

 

普段の遊びを、ちょっとハロウィン仕様にして、事務所にお菓子をもらいに来て、みんなでそれを食べる!という、楽しみ方です。

10:00頃、園庭からうさぎ・ひつじ・きりん組が帰ってきました。

ホールを覗いてみると、

ほんとだ、ちょこっとハロウィンです。

 

ひつじの部屋を覗いてみると・・・

長蛇の列です。

何をしているのか尋ねると「衣装屋さんなんですー」とのこと。

あまりに長蛇の列だったので、私もカメラを置いて手伝ってみました。

お手伝いをしてみて感じたことがあります。

子どもたち、この1枚の布?ビニール?を、なんにでも見立ててしまうのです。

 

何人か紹介します。

↑サンタ

↑プリンセス

↑たんじろう

↑こちらもプリンセス

↑おばけ

↑魔女

↑かぶとむし

 

この他にも「煉獄さん」「ドラキュラ」「セイバー」などいろいろいました。

(夕方ホームページにのせる時に、何になったか私が忘れてしまい聞きに行ったのですが、みんなしっかり覚えていてこれまたびっくりです。)

 

すごいと思いませんか?

この子どもたちのイメージする力。

それは必ずしも、本物らしくなりきることができるものが必要ということではなく、むしろ「1枚の布を身にまといながらいろいろなものになりきって遊ぶ」ことのほうが多様な見立て、豊かなイメージを引き出すことができるのです。

先日、ひよこ組の参観の中のままごとの場面でお伝えした「あえて完成された具材は使用していないんです。」ということも、子どもの想像力を豊かにする工夫です。

 

ちょうど、最近外で撮った写真がありました。

自然物は、最高の何にでも見立てられる物です!!

この「とちの実」がごはんにも、カレーにも、ポップコーンにも、サンドウィッチにもなるんです。

この「葉っぱ」は焼き芋にも、パンにも、ぎょうざにも何にでもなります。

自分たちの体験から、いろんな想像が出来るのです。

ですから、保育園では様々な体験ができるようにしています。

そして、完成されていないものってなかなか売っていないため、手作りだってしちゃいます。愛情がかかっています。

 

話がだいぶそれましたが(悪い癖です)、ステキな衣装がないわけではなく、あえて使用していないんです。(ほんとはビニールではなく布が良いんですが・・・)

さて、またハロウィンに戻って、

グループごとに ♪トリックオアトリート♪ の歌をステージで歌って

事務所にお菓子をもらいに行きました。

 

事務所では、

こんな魔女が待ち構えていたため、

恐る恐る入ってきて、小さめの声で「トリックオアトリート」と言っている姿が可愛くて可愛くて、微笑ましく見ていました。

 

ちなみに小さいクラスもお菓子をもらいに来たんですが、更に可愛くて、入り口で立ち止まりなかなか入らないのですが、

「お菓子あげるよー」の誘いに、一人が一歩踏み出すと

次々とお菓子をもらい、すごく早く立ち去っていく・・・

ひよこ、りす組はほとんどの子がそのような感じでした。

 

お菓子は保育園でおいしく頂きました。

 

そして、今日きりん組で巻き起こった論争・・・

「魔女がサングラスをしてた」という子と「いやしてないよ」という子がいてどちらも譲らなかったのですが、

答えは・・・

前半は

していなかったんです。

そして後半、あまりに身元がばれてしまったため、(半信半疑・・・くらいにしたかったのに)

急遽サングラスをしたのです。

ごめんね、きりんさん、どちらも正解です。

 

コロナ禍であっても、今しかない子どもたちの大切な時間・・・たくさんの経験をしてほしいと思っています。

 

市内では、胃腸炎が流行ってきているようですね。

来週また元気に会いましょう。