函館市民生事業協会

お知らせ

2022/09/07

令和4年9月7日(木)

こんにちは。

今日はポカポカと暖かく、昨日の風の強さがうそのよう。

でも園庭にはまだ青い栗の実がどっさり落ちていましたので、昨日の風の強さを物語っています。

秋を感じますね。

秋といえば収穫の秋!

 

きりん組の育てている稲がとっても実っています。

例年このあたりで、すずめよけのネットを張ります。

それでもすずめさんたちは隙間からやってきてチュンチュンっとつつきます。

今のところ実がびっしり・・・豊作です!!

収穫が楽しみですね。

今日は全クラスの写真があります。

 

まずはたまご組から

今日も棚の陰から撮影にチャレンジです。

最近のたまご組、つかまり立ちをする子が増えてきたとのことで、ハイハイの目線より高いところに玩具を設置。

高さを高くした「ロノジー」→牛乳パックでロの字型に作った遊具です。コノジー(コの字)もあります。

月齢差も考えつつ、先生方工夫して配置しています。

“めざせ、第二のお母さん” が染みついてきました。

「最近後追いがすごくって・・・誰にでも慣れてくれたほうがいいんでしょうか・・・」

という担任の先生・・・

いいんです!私たちの大切にしている「育児担当制」が浸透している証拠です!!

ちょうど1歳前くらいのお子さんたちが後追い&人見知り、真っ最中。

1歳を過ぎて元気に歩き回っている子たちは、担任の先生という安心基地があるからこそ、いろんなところを探索しています。

そして振り向いてはニッコリ・・・先生方もその姿にニッコリ・・・。

ちゃんと段階を踏んでいるのです。

これってとっても大切で、

子どもたちの安心の基盤は家庭。

私たちはその安心の基盤に近いものを、保育園の中でも作ることを目指していて、

その基盤があるからこそ、大きいクラスになっていく中で集団の中でも安心して自己発揮や自己調整をして過ごしていけるのです。

 

次はひよこ組

遊び終わりに近い時間に行くと、担任の先生、

さっき撮った写真があるんです!とカメラをくれました。

昨日見つけた “とちの実” を遊びに出したところ、

とっても遊んでいたようです。

食べ物のように遊ぶ子、転がし始めた子・・・

転がし始めた姿をみて、先生すかざず雨どいを出しました。

夢中で転がしています。

何度も何度も繰り返しています。

夢中になって遊ぶことってとっても大事。

遊びは学びですので、たくさんの物に触れたくさんの経験をして遊びましょう。

 

次はりす組です。

9時頃、ホールで楽しそうに電車?車?バス?何かに乗るりすさん数名を発見。

ボールを乗せているお子さんもいました。

園庭の写真もとりました。

きりん組と一緒に遊んでいます。

水が気持ちの良い天気でした。

トンボとりに夢中な子多数。

急に走り出したりすさん!

追いかけている子のほうはなんだか怒っています。

その時ポーンと何かを投げたと思ったら・・・

ダンゴムシでした。

虫の取り合いです(笑)

虫の気持ちを考えたら心が痛みますが、

微笑ましくて顔がにやけてしまいました。

砂場でも水です。

先生とお料理のお子さんたち・・・楽しそう。

 

 

次はうさぎ・ひつじ組です。

林業試験場に虫を捕まえに行ってきたそうです。

カマキリの餌にするのだとか・・・。

「バッタがかわいそうだよ」

「でも食べ物がないとカマキリだって死んじゃうよ」

心の葛藤です。

弱肉強食・・・

自然界ではあることですが、

この年齢で理解するにはなかなか難しいものがあります。

でもこうした経験を通して、一人一人の心に小さな学びが芽生えます。

命をいただいて私たちの体も成り立っていて、

「いただきます」という言葉にはその大切な意味も含まれています。

こうしたいろいろな学びの芽を育てている大事な時期なのです。

   

とちの実がたくさん落ちていました。

殻を割るの、楽しいんですよね。

 

運動会を経験し、一回り大きくなった子どもたち。

嬉しい気持ち、楽しい気持ち、悔しい気持ちなど、先生や友達と共有して絆が深まったように感じます。

それもそのはず・・・先生方、年齢に合った働きかけをとっても心がけていて、

競争心や仲間意識、継続して頑張る力・・・そういったものが育っていくようにという思いをこめて保育していました。

みんなで一つのものに向かってやり遂げた達成感は何物にも代えがたく、

特に年長組は子どもたちからその姿が感じられ、とても嬉しく思っています。

秋・冬が過ぎるとあっという間に就学の時期です。

子どもたちの心の育ちを大切にかかわっていきたいと思います。